油脂性基剤はどれか 111回薬剤師国家試験問51の解説

111回薬剤師国家試験 問51
油脂性基剤はどれか。1つ選びなさい。
1 流動パラフィン
2 親水クリーム
3 加水ラノリン
4 マクロゴール軟膏
5 親水ワセリン

トップページへ

 

薬剤師国家試験問題集 111回一覧 へ

 

 

111回薬剤師国家試験 問51 解答解説

 

油脂性基剤は、選択肢1の流動パラフィンです。

 

111回薬剤師国家試験問51の解説 油脂性基剤はどれか。

 

以下で解説します。

 

流動パラフィンとは、鉱物油に分類される油性物質で、
原油や石油の潤滑油留分を精製して得られる無色透明の液体です。
流動パラフィンの成分は、炭化水素類の混合物です。
水に溶けにくく、軟膏などで油脂性基剤として用いられます。

 

なお、パラフィンは石油の精製過程で得られる炭化水素の混合物の総称ですが、
液体の流動パラフィンのほか、半固形や固形状態のパラフィンもあります。

 

 

以下では他の選択肢について解説します。

2 親水クリーム

親水クリームは、o/w型(水中油型)の乳剤性基剤です。
o/w型(水中油型)の乳剤性基剤とは、
外側の連続相が水で、その中に油が分散しているタイプの基剤です。

 

3 加水ラノリン

加水ラノリンは、精製ラノリンに水を加えたもので、
約70?75%の精製ラノリンを含みます。
加水ラノリンは、w/o型(油中水型)の乳剤性基剤です。
w/o型(油中水型)の乳剤性基剤とは、
外側の連続相が油で、その中に水が分散しているタイプの基剤です。

4 マクロゴール軟膏

マクロゴール軟膏は、
ポリエチレングリコールを主成分とする水溶性基剤です。

 

5 親水ワセリン

親水ワセリンは水相を欠くw/o型(油中水型)の乳剤性基剤です。
水相を欠く油中水型の乳剤性基剤とは、
そのままでは水を含んでいませんが、
水を吸収すると油中水型の乳剤性基剤になる基剤です。

 

 

トップページへ

 

薬剤師国家試験問題集 111回一覧 へ

トップへ戻る